誰でも知ってるフランスのパリの名所、凱旋門ですね。
2012年の夏に行ってきました。
新古典主義様式、シャルル・ド・ゴール広場にあります。
(チャーリーのフランス語読みであるシャルルはフランスで大人気。そこらへんシャルルだらけ。)
ナポレオンが命令して建てた、らしい。
フランスの都市構成のお話を少し。
フランスはコミューンと呼ばれる自治体の集まりです。
面白いのが、一番上位のまとまりである県がちょうど100個で、パリなどをのぞいて、二ケタの番号が振られて、二ケタの番号で区別されていること。
パリ以外にもフランスを巡るなら、番号を控えておくと地図が見易い。(という私の感想)
個人旅行の場合ですね。
で、凱旋門。
広場というからそのまま行けるもんだと思って、シャンデリゼ通りからまっすぐ行ったら、交通量のすごく多い車道に囲まれていました。
暫く日が落ちるのを横目に、凱旋門撮影しながら、どうしたもんかなぁと悩んでました。
ちょっと途方に暮れた理由が、なぜか通じない英語。付け焼刃なフランス語も通じない。
最終的にまわりをぐるぐるしてみると、何やらみんな入ってく地下道を発見しました。
凱旋門は地下から行くんですね。チケットセンターも地下です。
日本語案内は外国クオリティーで変でした。(極度乾燥しなさいストアみたいな)
狭いうえに急な螺旋階段。エレベーターもあった気がする(うろ覚え)。
ただし、欧州どこでもだけど値段が違う。
凱旋門型の何かわからないもの。
凱旋門内部は博物館と土産物屋さん。あんまり広くない。
しかしなんといっても凱旋門はパリの中心、凱旋門から12本の通りが出ていて、それぞれの通りを車が通り抜けてく夜景は素晴らしくきれい。
あと、エッフェル塔が見えます。
パリの都市計画はオスマンという人がしたのだけれど、この放射上の計画された道路が一番評価高いと思うのです。
ただ、オスマンはパリの街を破壊しまくり、自分の思い通りにデザインして再建したので、当時は賛否両論あったそうな。スクラップアンドビルド、とね。
第二次世界大戦時、ナチスが「美しすぎる」と破壊できなかったまちでもあるのだけど、(因みにヒトラーはパリ侵攻時には病んでいてドイツの自分の家というか城から出ず「なにがなんでも破壊しろ」と命じたらしい。)今なお、囲まれていた城壁の跡を感じさせるまちの形状となっていて、平面からみるととても機能的なまち。
凱旋門の内側。
この時代に建てられた建築は装飾がとても豪華だと思います。
余談。
この下で写真を撮っているとき、ちょうどパリのお祭りの日に来仏してたようで、花火があがってたんです。
「綺麗だなー」と眺めてたら、ちょっと離れたところにいた男女8人くらいのグループの(どこの国の人かは不明)一人の男の人が跪いて(片膝立てて)右手に小さな箱もって、ある女の人に何か言った。
女性は箱を恐る恐る開けて、瞬間彼に抱き着いた。
拍手喝采でした。
勿論私も拍手しました。
多分婚約指輪で、「結婚して」って言ったんだろうなー。
でも、英語じゃなかったしわからなかったです。
ちょっとロマンチックな気分になって、この夜はホテルまでの道にあったこじゃれたカフェでエスプレッソのんで帰りました。
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