2015年5月5日火曜日

建築紹介5:ケルン大聖堂

護符沙汰してます。どうも。
なんやかんやと知識の無さを痛感させられて、勉強してこなかったことを恥じ入っている今日この頃。学部の時にちゃんと授業聞いてればよかったなぁ。

ところで、ケルン大聖堂(Cologne Cathedral)です。北ドイツ、オランダの近くですね。
まちは小さくて、半日観光できるので、北ドイツに来れば寄るといいんじゃないでしょうか。
ちなみに、塔が閉まるのが驚きの早さ(確か私が行った2015年2月は14:30とか)なので、塔に上りたい場合は調べてからがいいかと。

ドイツはこの間紹介した通り、中々ナイスなDB(Deutsche Bahn)という鉄道会社がございまして、快速やら普通やらいろんな種類の電車を日本と同じくらい(15分に各一本くらい)走らせてます。
これの各地域の中央駅の名称がHbf(ハーフバンホフ、Hauptbahnhof)といいます。
因みに北ドイツの玄関口、ドゥッセルドルフ空港から電車で(快速)30分くらい。チケットは買って持っておくだけ。改札も何もない。不安になる。アーヘン行に乗ればつきます。

なので、この聖堂はケルン中央駅(Köln Hbf)にあります。わかりやすい!
因みに駅から見えます。




駅構内はこんな感じ。


ちょっと改修中。



入口の細工が美しい・・・。

ゴシックの最高峰最大建築。第二次世界大戦で攻撃されたものの(北ドイツは炭鉱があっちこっちにあって、兵力をそぐには格好の標的だった。長崎のような場所)崩落まではしなかったので、現存のケルン大聖堂は1248年からちまちま作られたものの集大成。



ステンドガラスが美しい・・・・。
何か所か、なぜか変なステンドガラスがあるなと思ってみんな大好きグーグル先生に聞いたら1990年からの補修に伴う変更だったのですね。(下写真参照)



いきなり市松模様になって、ちょっと面食らいましたよ。





内観はこんな感じです。
ゴシックってよく聞くけどなんなの?!って人のためにざっくり説明させてもらうと、兎も角垂直性の強調、つまり空へ向かってひたすら伸びますよ!ってことです。ビザンチンやアール・デコと違って、何か特徴的な文様や幾何学図形が存在するわけではないです。ただ、建築技術進化の過程としては細い柱とステンドグラスをつける窓を開けれるような構造を持つ建物を作れるようになったからこのゴシック様式が生まれたということです。

ちなみに地下もあります。今は展示室です。



ということで、塔には入れなかったので、正面に回って塔の写真を撮りました。



美術館入りの全貌。一番お気に入りの写真ですね。
この美術館は遺跡と現代美術の(だから出土品とかが飾ってあるし、シュールレアリスムの作品が置いてあったりする。日本語でなんていうのか分からない)美術館で名前をMuseum Ludwig(ルードビッヒ美術館)といいます。
この美術館めちゃめちゃ広いんです!よ!入ってちょっと後悔しました。半日観光じゃなくなる・・・・。因みにデザインが有名で、「ヨーロッパ建築案内(中欧編)」にも載ってます。美術館が。





うーん。
個人的に、ほんとに個人的に、駅かこの美術館がセットバックしてくれたら大聖堂が写真撮れるしきれいに見えるのに!!と思ってしまいました。



塔に上りそびれたので、隣の駅のケルントライアングル(KölnTriangle)に登って街を一望してきました。エレベーターで楽々。
特に登らなくても、ライン川対岸からきれいな写真が撮れるみたいです。

友達とエッセンで夕方に会う約束が在ったので、私は夜景を見てないんですが、買った夜景のポストカードがすごく良かったので、時間に余裕があるなら夜までいるといいと思います。

ケルン大聖堂はずーっとずーっと行きたかった場所なので、ちょっと中央駅で見たときに涙出そうになりました。来てよかったーっと。
ぜひぜひ!

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